プエラリアミリフィカは、タイ北部やミャンマーなど東南アジアの熱帯地域に自生するマメ科クズ属に属するツル性の植物で、見た目に似た植物が多く本物を見つけ出すには長年の経験と植物学的知識が必要だと言われています。古くから北部タイやミャンマーで年配男女の回春食として用いられ、かつ若者の使用を禁じた秘蔵の民間伝承食であったという歴史があり、現在でもタイ北部のチャンマイ等では塊根をすりつぶしハチミツと混ぜた美容食としたり、健康維持のために生のまま食したり、更に精力を付ける食べ物として珍重されています。タイ国で最も権威のあるチュラロンコン大学の薬学部生薬学科長チャイヨウ・チャイチャンティピュート教授の調査研究に依れば、主成分はデンプン質・多糖類・繊維質・微量のビタミン群で、この中に内分泌亢進に基づく女性ホルモン様作用を有する種々のイソフラボン誘導体群の存在が確認されています(その中にはダイズにも微量含まれていて、肌や体に良いと言われている成分などもある)。この事は伝承や塊根を食した人達が経験し実感してきた事の一部が科学的に理由づけされたことになり、特に女性の美容と健康の維持に福音をもたらす貴重な素材であることが明らかになりました。日本でいち早くプエラリアミリフィカの含有成分に注目してきた白鳥製薬グループ・清光薬品工業は、千葉大学と共同で研究を行い、タイ国立チュラロンコン大学のチャイヨウ教授の指導のもと厳しい植物鑑定と品質管理を実施し、安心してご利用いただける本物のプエラリアミリフィカを原料化して皆様にお届けしています。
プエラリアミリフィカは、その特有成分(クワクリン・ミロエステロール・デオキシミロエステロール)を含有していなければ「本物」とは言えませんが、市場には活性成分が全く検出されない安価な偽物も多く出回っている現状があります。プエラリアミリフィカのパイオニア企業である清光薬品工業は、この特有成分を分析する事のできる標本を民間企業で唯一保有しています。
プエラリアミリフィカは、その特有成分(クワクリン・ミロエステロール・デオキシミロエステロール)を含有していなければ「本物」とは言えませんが、市場には活性成分が全く検出されない安価な偽物も多く出回っている現状があります。プエラリアミリフィカのパイオニア企業である清光薬品工業は、この特有成分を分析する事のできる標本を民間企業で唯一保有しています。
下図の臨床試験では、閉経後の健常成人女性に対し直接「プエラリアミリフィカ」を2ヶ月間毎日食後に一回内服する形で投与し、投与前・投与開始1ヶ月後および2ヶ月後、さらに投与中止後1ヶ月のホルモンレベルなどをプラセボ群と比較し調査しました。その結果、試験対象者には更年期障害の症状の大幅な緩和効果が認められました。また、プエラリアミリフィカは体内で女性ホルモンの働きを補う作用があるため、ホルモン代替品として極めて有望で、高齢化社会でのQOL改善に薬学的に寄与し得ることも示唆されました。
閉経後の健常成人女性に対する同じ条件での臨床試験から、「高比重リポタンパク(HDL)の増加」と「低比重リポタンパク(LDL)の減少」という結果も得られています。これは、プエラリアミリフィカが美容やアンチエイジングのみならず、メタボリックシンドローム対応素材としても有効であることを示しています。女性は閉経後に脂質代謝異常を起こしやすいという傾向がみられるため、プエラリアミリフィカは年齢を問わず女性の美と健康に寄与できる可能性を秘めた原料と考えられます。